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東京メトロ有楽町線を攻略しよう!有楽町線の路線図をわかりやくまとめました。

2019年3月12日





これから有楽町線の路線図を掘り下げていきたいと思います。

有楽町線の路線図

東京メトロ有楽町線は東京で8番目にできた地下鉄で、
その路線は埼玉県和光市の和光市駅から東京都江東区の新木場駅までの
28.3キロ24駅を約1時間で走行しており、埼玉県和光市と東京都の板橋区と
練馬区、豊島区と文京区、新宿区と千代田区、中央区と江東区の9市区にまたがり、
池袋駅や有楽町駅などの主要ターミナル駅が路線に含まれています。

和光市駅の始発は5時発で最終は0時7分、
新木場駅の始発も5時発で最終は0時8分となっています。

ほぼ全ての列車は和光市と新木場間の運転ですが、
一部列車には新木場発池袋行きや市ヶ谷発和光市行きなどの設定があります。

有楽町線は1968年の計画時点では東京8号線と呼ばれていました。
1974年に池袋駅と銀座1丁目駅間の運行を開始した段階で名称の公募が行われたところ、
第1位は「麹町線」となりましたが、「麹」の文字が常用漢字でないことや
親しみにくい文字であることから、2位であった有楽町線が正式名称に選ばれました。

その後1980年に銀座一丁目駅と新富町駅間が開業し、1983年に池袋駅と成増駅間、
1987年に成増駅と和光市駅間、1988年に新富町駅と新木場駅間が開業し、
全線開業となりました。

停車駅と乗り換え駅の情報


有楽町線はさまざまな路線と接続しています。
乗り換え駅は全部で11駅あり、
全24駅のほぼ半数の駅で他の路線に乗り換えすることができます。

和光市駅からは東武東上線に乗り入れし森林公園駅まで運行しており、
小竹向原駅では西武有楽町線の練馬駅と接続しています。
池袋駅ではJR線と丸の内線、副都心線と東武東上線、西武池袋線に乗り換えできます。

飯田橋駅では東西線と南北線、大江戸線とJR線に、市ヶ谷駅では南北線と新宿線、
JR線に、永田町駅では半蔵門線と南北線、丸の内千と銀座線に乗り換えすることができます。

有楽町駅では日比谷線と千代田線、三田線とJR線に、新富町駅では日比谷線、
月島駅では大江戸線、豊洲駅ではゆりかもめ、
新木場駅ではJR線とりんかい線に乗り換えすることができます。

有楽町線の停車駅は全ての列車が各駅に停車するため、通過駅はありません。
以前は準急列車が運行しており、停車駅は和光市と小竹向原、池袋の3駅と、
池袋からの各駅でした。

しかし副都心線が開業した当時、副都心線に急行の設定あったことと、
池袋駅から先は待避線が無く各駅停車しか運行できない構造であったため、
有楽町線に準急列車を走らせる必要はないという意見が多く、準急の設定は廃止となりました。

まとめ


有楽町線は、埼玉県から都心を横断し湾岸エリアまでカバーする路線で、
沿線には警察庁や警視庁、皇居、国会議事堂といった日本の重要機関が存在し、
大手企業や研究機関、新聞社などの報道機関なども多数あるため、1日平均約88万人、
年間乗客数は3億2千万人が利用する首都圏の大動脈です。

運行ダイヤも利用客の時間帯に合わせており、平日の朝と夕方は2分から4分間隔で
日中は5分から7分間隔、早朝と夜間は6分から9分間隔で運行し、
サラリーマンから買い物客まで多くの利用客の足として活躍しています。

また、東京地下鉄で東京の23区外まで路線が続いているのは有楽町線と
東西線のみであることも、利用客が多い理由のひとつです。
2005年からは平日の始発から9時30分までに発車する新木場方面の
進行方向最後尾車両に女性専用車も導入された他、2017年からは平日の
通勤時間帯にS-TRAINと呼ばれる座席指定列車の運行も開始しました。

豊洲駅発着のこの列車に乗車するには座席指定券が必要で、
途中は飯田橋駅と有楽町駅のみに停車します。
両駅とも朝は降車のみ、夕方は乗車のみの扱いとなっていることが特徴で、
混雑を回避したい利用客に好評を博しています。